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大人気作品で、熱い展開を見せている『呪術廻戦』。
禪院家に生まれ、婿養子として伏黒家に迎え入れられた伏黒甚爾は、『呪術廻戦』の大人気キャラの一人ですよね。
伏黒甚爾は、伏黒恵の実父です。
その伏黒甚爾が発した「よかったな」という言葉がありますが、意味がすごく気になりますよね。
結論から言うと、「禪院家に売られなくてよかったな」と「恵が無事に生きていてよかったな」の2つの意味合いがあると推測します。
伏黒甚爾が発した「よかったな」の意味は?
伏黒甚爾が発した「よかったな」には、2つ意味があります。
それは、「禪院家に売られなくてよかったな」と「恵が無事に生きていてよかったな」の2つの意味があると考えます。
順番に考察していきます。
禪院家に売られなくて「よかったな」
恵と戦っている際に、恵に名前を聞き「禪院」ではないことを確認していました。
恵の名字が母親と同じ「伏黒」だったため、「禪院に売られなくてよかったな」という意味だと推測します。
モラルが極端に欠けている禪院家に、自身の息子を売り飛ばしたことを気にしていたのかもしれません。
甚爾自身が軽蔑する禪院家のしがらみの中に息子・恵がいないことがわかったうえでの発言でしょう。
息子には嫌な思いをさせたくないという親心が甚爾にあったのかもしれませんね。
恵が無事に生きていて「よかったな」
確証ではないのですが、9巻の第75話で甚爾の妻らしき女性が赤ちゃんを抱いている様子が描かれています。
妻とは甚爾が禪院家から出ていった後に出会った可能性が高いです。
甚爾の人生に大きな影響を与えた彼女は、甚爾のこころを癒し、優しさを教えてくれた人です。
甚爾にとって、彼女は「尊ぶべき唯一の存在」かもしれません。
荒れていた甚爾を癒した彼女はとてもステキな女性だとうかがえますね。
伏黒甚爾の経緯は?
つぎに、甚爾の経緯について、3つに分類しました。
- 伏黒甚爾の死
- 伏黒甚爾の復活
- 伏黒甚爾の自害
順番にみていきましょう。
伏黒甚爾の死
甚爾は、11年前に五条悟に負けて死亡しています。
妻を失ってから荒れた生活を送っていましたが、五条と戦闘して捨てたはずのプライドを取り戻すため、闘いに挑みます。
五条と戦った際、最期に息子を心配する表情を見せていたり、五条に恵のことを託したりとずっと恵のことを気にかけているようです。
ここでも父親としての顔をのぞかせていますね。
伏黒甚爾の復活
11年前に五条に負けて死亡した甚爾ですが、渋谷事変でオガミ婆(オガミババ)の降霊術で復活します。
オガミ婆とは、イタコで孫に死者を憑依させる降霊術。その死者が甚爾にあたります。
憑依先の孫の意識を乗っ取った甚爾は、制御不能になり暴走。そのままオガミ婆を殺害してしまいます。
再び甚爾が登場した時は嬉しい反面びっくりしましたが、暴走するとは更に驚きました。
伏黒甚爾の自害
甚爾は強さをもとめて、息子である恵と対決します。しかし、甚爾は圧倒的に強く、正に恵は絶体絶命でした。
そんな時に、甚爾が恵に「オマエ名前は?」と問います。
自我を失っていた甚爾が、目の前にいる恵が自分の息子だと気づいたのです。
相手が自身の父親だと知らないうえに、真意がわからないまま、恵は「伏黒」だと返します。
恵の答えに「禪院じゃねえのか。よかったな」と言い残し、甚爾は自ら命を絶ちました。
渋谷事変で呼び出された甚爾は、恵を殺してしまう未来がわかって自ら命を絶ったのかもしれません。
呪力を持たない甚爾は、禪院家ではゴミ溜めのような環境にいました。
しかし、呪力を持っている恵なら禪院家で重宝されると考えたのでしょう。
その恵に対する思いが、妻との約束を果たすものだったのか、父親としての愛情だったのかは定かではありません。
暴走しているなかでも恵だと気づいたのは、さすが父親だなと思いました。
甚爾が恵に不器用な愛情を注いでいるのがわかりますね。
伏黒甚爾の「よかったな」は息子を思って発した言葉だった!
伏黒甚爾が発した「よかったな」には、2つ意味があります。
それは、「禪院家に売られなくてよかったな」と「恵が無事に生きていてよかったな」の2つの意味があると考えられます。
どちらも息子を思って発した言葉でしょう。不器用ながらも恵への愛情が垣間見えます。
これからの恵の活躍にも期待できますね!